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アメリカと日本じゃ設計思想が違いすぎる 

キモイ犬型ロボット、ビッグドッグを開発したことで有名なアメリカの企業ボストン・ダイナミクスがまたキモイロボットを作ったと聞いて早速動画を見てみましたよ。


ビッグドッグの技術を応用してるそうです。すごすぎワロタ。日本のロボットと比べて動きが別次元。動歩行をしてるし、重心がほとんどブレてない。妙に腰を振りながら歩く従来のロボットとはまるで違う。こんだけ足が小さければ不安定になるはずなのに、そんな素振りも見せず結構なスピードで歩いている。つま先で地面を蹴ってかかとで接地するという人間らしい動きを実現するために、股関節の構造が人間離れしてる点にも注目。
ビッグドッグの時も思ったけど、例えばアシモとは設計思想の時点でまるっきり別物なんだよなぁ。この差はいかんともしがたい。

人間は、外界の情報を感覚器を通して得た情報を、脳で知覚してから体の動きにフィードバックさせるという段階を踏んでいるわけだが、アシモなんかはこれに倣った処理をさせているため、想定外の出来事が起きると何もできなくなってしまうそうだ。例えばステージを一周するという動作をさせる時に、なにかの拍子に少しでもコースを外れてしまうと身動きが取れなくなってしまうと聞いたことがある。今は改善されてるかも知れんが。(←この問題は「フレーム問題」と呼ばれAIの開発においてとても大きな課題になっております)
これに対してビッグドッグは、複雑な処理をしない代わりに、センサーで拾った情報に対して反射的に反応しているだけなので、いきなり横っ腹を蹴られても、氷で滑っても全然平気なんだと思う(あくまでオレの予想)。人間みたいに感覚器と脳の関係を作ってないからあんな動きが可能なんじゃないか。(この辺の事に関しては「ブルックスの知能ロボット論」を読むべし。)
アイロボット社の全自動掃除機のルンバなんかはまさにそういう思想の下で開発されたものだし、アメリカのロボット開発の流れ的に今後その手の超反応ロボが増えるんじゃなかろうか。

今回の人型ロボットにしても関節の考え方なんかまるっきり違うよね。必ずしも人型にこだわってなくて、その分思い切った形してる(やっぱり軍での運用を前提にしてるんだろうか。その場合、どういった用途になるのか非常に興味がある)。

介助用という名目のもとパワードスーツ「HAL」を開発した筑波大学。



一方、軍での運用を考慮してパワードスーツを開発したアメリカの企業。


この違いをどう解釈したらいいんだろうか。
使用目的が、求める性能の足枷になっている節もあると思うんだ。あと日本人は不安要素を残すのを恐れてガチガチな物を作りがちなのよね。そこが欠点と言えば欠点だし美点でもあるんだわな。その結果として産総研のアレみたいなのが出てくるんだから、その点やっぱり日本の研究者は変態なんだと思う。

一概にどちらが良いとは言えないけど、国内のロボット開発(工業用以外)がネタ的な扱いしか受けないのは、その先の用途が基本的に対人用だからだろう。戦場で使うために作られたタフなツール然としたものより、ハード的にもソフト的にも官能的な機能を優先するのはそのせいだ。

これだけ国外の研究者と思想面でのすれ違いがあるんだから、日本のロボット開発は今の独自路線のまま行った方が面白い事になる気はしている。その結果大幅に遅れをとる恐れはあるが。
幸い日本ではロボットと宗教の問題が他国に比べて希薄なので(キリスト教が国教ならロボット開発は今ほど活発じゃないと思う)、生活の場にヒューマノイドが入り込む土壌は先天的に持ち合わせているし、ハードの研究と併行してロボットと人との関わり合いについても研究を進めるべきで、そのための啓蒙活動も今後ますます必要になってくるだろうと思う。なんだかんだでアトムの世界に今一番近い国なんだなぁ。鎖国したらどうなるんだろうか。

参考までにこいつを読んでも面白いかと。
生物的な知覚反応をするロボットをめざす『バイオミメティックス』

どうでもいいけど2010年って響きが未来的だよね。2010年と2009年とではかなり未来感にギャップがあると思う。2000年代がついに2桁に突入しようとしている。それから90年は桁が変わることはないんだから、オレ達はすごく貴重な瞬間を体験することになるわけだ。しかも20世紀から21世紀の変わり目まで体験しているわけだし、この年代に生きてる人は色々と美味しすぎるんでないかい。

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どこへ行こうというのかね 

国内の政局に動きがあるとニコニコの運営が敏感に反応するのがどうにも気持ち悪い。

主要なマスコミから嫌われがちなネット上の意見(それほど品のいいものでもないが)というものを、アンケートという形で拾い上げる仕組みがようやく出来始めた事はもちろん有意義なことなんだろうが、実際問題としてネットでアンケートを取るってのは統計的にどういう意味があるのかしらね。ニコニコなんてちょっと探せば政治色の濃い動画がすぐに見つかるし、そういう発言をしたがる人間の一方的な言葉に晒された人間、特に政治に関心の低い年代には強い印象を与えるんじゃないか。そんな場でアンケートを取ること自体どうかしてるし、ましてや自分の意思で見たいものを自由に選べるインターネットという場では公正さに欠ける結果が出るのは明白だ。これでバイアスのかかってないアンケートを取ろうという方が無理がある。全数調査ができるわけでもなし、これじゃ信濃町で公明党の支持率を調査するのと変わりないじゃないか。

歳を重ねるのはともかくとしてボケるのは単純に恐い 

今夜は22歳最後の夜である。うかうかしてると日付が変わるから簡潔に済ませる。
誕生日直前といっても特別いつもと変わりなく、気になるのは卒制がちゃんと終わるのかという事と、いよいよ冷え込む就職戦線の事くらいのものである。風の中に冬の気配がチラつき始めたので、ついに掛け布団先生を導入する事にした。まさに百人力である。

特に書くことないので最近考えた事を適当に書き連ねる。

・なにかにつけイライラすることばかりなのはそれだけ相手に期待してるからで、はじめから期待せずにそういう人だと思って全部受け入れるようにしてしまえば神経をぴりぴりさせずに済むのかなと思った。なんだかそれはそれで人情味に欠けるような気がしてアレだけれども。

・ヘリウムガスを充填した大量のダッチワイフにブランコをくくりつけて遊覧飛行する夢。

・「時代のせいにするな」とよく耳にするけど、このご時勢でどうしてそんな事を言えるのかと逆に小一時間問い詰めたい。

・無意味・無価値な物とは人々に忘れ去られた物だという事に気付いた。

・朝日新聞の民主党に対する掌返しが華麗すぎてもはや失禁するレベル。

・布団あったかい。

免許の更新に行ったので教本の中身を晒す 

運転免許の更新に行ってきた。免許取得からもう2年か。いちいち鴻巣くんだりまで行くのはいい加減なんとかならないのか。免許センターがあるという事だけで市の財政が潤ってるのが見え見えなので上尾市民としては羨ましいばかりである。おのれディケイド・・・いや、鴻巣め・・・。

で、初回の更新なので2時間の講習を受けたわけだが、その時に使った教本のイラストがとてもナイスだったので気に入ったものだけ抜粋して載せようと思う。画像いっぱいあるよ。

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1冊目。
運転時に気をつける事や、事故発生時の対応の仕方など、ドライバーが知っておかなくてはならない事を一通り網羅した本である。
法に関する項目もあるので比較的堅くなりがちな内容になるはずなんだが実際は以下のようになっている。

続きを読む

これを死亡フラグというんだろうか 

盗まれていた自転車が見つかったとの事で取り急ぎ交番に行ってきたのだが、その自転車というのがかなり前に盗まれたものだったせいでどうしても自分の自転車だという感じがしなかった。防犯登録のシールは剥がされ、駐輪場のシールは反射シールに貼りかえられ、更にはところどころ見覚えのないパーツも付いてたりして、この自転車は本当にオレのなのかい?と。
オレが持ち主だという証拠は自転車に刻印された車体番号のみ。どうにも釈然としない気持ちのまま持って帰ってきた。

帰り道でワタシふと思いました。B級映画ならこの自転車は未知の宇宙生命体が擬態した姿だというのがセオリーなんじゃないかと。このまま帰宅したら、夜寝静まった時間帯に擬態を解いた宇宙生命体がオレの部屋に忍び込み、物音に気付いたオレを振り向きざまに殺してしまうんだろう。物語冒頭に登場して速攻で死ぬ雑魚的な役どころだな。

自転車の記憶が曖昧というのもきっと何か改竄とかされたんじゃねえかな。細部が微妙に違う自転車ってのがね、なんかね、とても不安です。もうアレ絶対脚とか生えるんだぜきっと。ボディースナッチャーも真っ青な、人体乗っ取り計画の始まりですね。おお恐い恐い。


まぁともかく3年前に買った自転車なんかまともに覚えちゃいないですよ。その自転車が盗まれてからもう2台買ってるわけだし。

なんか定期的に交番に行ってるな・・・。

何かを作ろうと考えると、往々にして手段が目的に変わる事がある 

おばあちゃん家に泊まるという予定だったので急いで帰宅したら、家にあがった瞬間にやっぱり必要ないと言われたので力が抜けた。

姉が昔から使っていたCDラジカセを捨てると言い出したので、もったいないから譲り受けることにした。でかいスピーカーが入っているのに捨てるなんてとんでもない!塩ビ管スピーカーという存在を知ってから、自作のスピーカーがあったらいいなという思いがあったので、どうせゴミにしてしまうならいっそオレが蘇らせてやろうではないかと。万が一失敗しても懐は痛まないしね。オレは得しかしないっていう。
スピーカーだけでなくCDを回してるモーターだって良い遊び道具になるし。一つのプレイヤーから最低でも2つはモーターが取れる(CDを回すモーターと読み取りヘッドをスライドさせているモーター)から、ほいほい捨てるにはちょいとばかし惜しいんだぜ。くるくる回転するものは無条件で素敵アイテムに認定してしまう性分なものですから容赦なく接収するつもりでございます。近いうちにバラバラにしちゃる。


ところで話は変わるがこれを見てくれ。こいつをどう思う?

テオ・ヤンセンというアーティストの存在を最近知り、その作品のあまりの凄さに感嘆した。動画の作品は、モーターもエンジンも必要とせず、風の力のみで海岸を歩き続ける生き物のように動く機械だそうです。
樹脂のフレームだけで構成されているのにこの動きの生々しさはどうだ!実にフェティッシュである。たまらん。


それをリスペクトした動画がニコニコに上がっていた。モーターを動力としているが基本構造を踏襲しているためコストの割りに完成度が高い。良いね。
関節を上手いこと組み合わせるだけでこうも複雑な動きが生まれるものかと改めて驚かされる。モーター一個でこれだぜ?アイデアだなぁ。


これはまた関係ない人なんだけど、Reuben Margolinというアーティストの制作風景を撮影したもの。木とは思えないうねりっぷり。波の動きに関心を持っているのかな。素材から想像できない動きの面白さと、動きそのものに計算された美しさがあって目を離せない魅力がある。テム・ヤンセンにも同じ事を感じたけど、ここまで来るとアーティストというよりエンジニアに近い気がする。

無機質な構造美と有機質な混沌とした優雅さが同居している。だから美しい。生命発生のプロセスにも通じてるんじゃないか。感動しちゃうね。本当こういうの好きだわ。


秋の夜長にしっとり聴ける作業用BGM。お気に入り。


ついで。最近観た動画の中で一番ハイセンス。全編イメージ映像となっております。

好敵手を失った時の虚しさは異常 

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ペプシがまたしてもやらかしたネタに乗っかってみた。付け合せはペプシシソと同じくぺヤングで。

率直な感想を申し上げます。飲める。でも飽きる。
なんていうかさ、キューカンバーとかシソの時にあった毒味がないんだよね。遠くの方で豆の香りがする程度。「飲むのが辛くなる系」じゃなくて「飲むのが面倒臭くなる系」。わざわざ好き好んで飲まずとも・・・。そう思ってしまう。期待していたネタとしての性能が足りてないんだ。

和のテイストを盛り込んだとかでコンセプトに「雅」を掲げているようだけど、少なくともこの安っぽい味に日本的な絢爛さとかは感じなかったぞ。ただパンチの弱い味が淡々と続くだけ。

付け合せとして用意した、普通に考えれば地雷でしかない超大盛りぺヤングも、お腹の調子が良かったのか普通に食べれてしまった。この展開は予想してなかった。
ネタとして用意したものをことごとく制覇したとなったら、いつものオレならすぐに勝利宣言をしているはずだ。それがどうだ。あまりにもあっけなさ過ぎて拍子抜けしてしまったではないか。オレは未だかつてない虚しさを感じている。「敵」が「敵」でなかった。何かとてつもなく大きなものを失った気分だ。

大したキャンペーンもせずに結果的に大きな宣伝効果をもたらしたキューカンバーの衝撃から2年。残念だがもはやペプシはオレの敵ではなくなった・・・。もうしまいにしよう・・・。

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こないだアリョーナを描いてからというもの、デフォルメされた年寄りの顔を描くのが楽しくてしょうがない。首から下は面倒だから描かないんだが。
今日も昼飯を食べた後、手持ち無沙汰だったから何も考えずに適当に手を動かしていたらこんな結果に。全体的に色が薄いのは途中からテンションが落ちたせい。

フリクションボールというPILOTの「消せるボールペン」を使って描いたんだが、このペンがまた癖もので、なんでボールペンのインクが消えるのかというと60℃を超えると透明になるインクを使っているためで、一応本来の使い方としてはペンのお尻に付いているゴムで擦ってその摩擦熱で消すことになってるのね。
でもこれって実は60℃を超えさえすればどんな方法でも構わなくって、普通の消しゴムで擦っても消えるし、トースターでチンしても当然消えちゃうんだよね。ドライヤーもダメ。直射日光の当たる場所に保管するのもやっぱりNG。
だから証明書とか宛名書きには使っちゃいけない「なんちゃってボールペン」なのよ。「使用上の注意」でわざわざそれを書いてくれてるんだから親切な話ですよね。ボールペンだと信じて買っちゃったオレがバカみたい。

ボールペンのような書き味を期待してペンを走らせると、特殊なインクのせいか紙の種類によっては微妙ににじんだりする。おまけに上からコピックで色を塗ると透明になります。なんなんだよコイツ!
こんな便利なんだか便利じゃないんだかよく分からない性能なら、一本70円くらいの安い事務用ボールペンの方がよほど優秀だよ。

とりあえずフリクションボールの位置づけとしては、ボールペン並みに濃いシャープな線を安定して引ける鉛筆に近い何か、という認識でいいと思うんだ。もはやこいつはボールペンじゃねぇ!ペン先にある精密球は飾りだ!釣りだ!バーボンに違いない!

まぁ・・・ボールペン並みの線を気軽に消せるという体験自体は面白いから、ネタとして一本持っておいても悪くはない・・・か。今更ペンが一本増えたところで大した違いはあるまい。

で、結局このペンはどういう時に使えばいいの?

僕って褒められると伸びる子なんだよ 

清水先生と言ってもゼミでお世話になってるデザイン学科の長老様ではなくて、「日芸の文芸学科の教授と言えばあの人」という方の清水先生の話。

その清水先生の「マンガ論」を通年で取ってるんだが、夏季休暇の課題として提出したオレのレポートが「ドストエフスキー曼荼羅」に載る事になってしまった。どうしてこうなった。事務上のミスとかじゃないのか。

今年で3回目の発行になるという「ドストエフスキー曼荼羅」。先生の担当している他の授業の学生や、先生の交友関係の中から募ったドストエフスキーに関する論文やら殴り書きに近いものやらが一冊にまとまった冊子なんだけど、中にはどこかの教授とかが書いたものもあるのでとても馬鹿にできるような内容にはなってない。実際読んでみると様々な人が同じテーマをバラエティーに富んだ観点から論じているので呼んでいて飽きない。中にはハイレベル過ぎてもう訳の分からない事になってるものもあるくらい。そういうのはとてもじゃないがオレの脳味噌では理解不能。
だいたい文学なんて理解できないし、論理の通った文章とか苦手だし、高尚な文章は書けないしそもそも書くつもりもないと思っていたのに、どういう訳かまさかの採用である。どうしてこうなった(←2回目)。

もちろん選ばれたという事自体は大変喜ばしい。他学科公開の授業とはいえ、文芸学科の教授から文章を評価されて嬉しくないわけがない。ただ、ただね、レポートを書いている時点で求められている内容から外れていると思いながらも提出期限だけは守ろうと思って嫌々書いていたものを採用されてしまうとなると、その内容が物凄く恥ずかしく思えてきてしまっていっそ取り消してもらえないだろうかと思ったりしてしまうのですよ。
文字数を稼ぐためとはいえ、わざわざ2007年問題について言及したのは多分オレだけなんじゃないか。落合尚之版の 「罪と罰」のレポートなのに。

今日のマンガ論の授業は、ドストエフスキー曼荼羅に載せるカットを描くというだけの至極簡単な授業でした。好き勝手に絵を描くだけで終わるという夢のような時間。
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レポートが載るよりこっちが載った方が素直に喜べたと思う。
ラスコルニコフに殺された高利貸しの老婆と、彼女を殺した斧。手塚治虫版を参考に。主役を描こうという気は何故か起きなかったね。多分オレ隙間産業みたいな業種で起業したら案外成功するんじゃないかな。

普段ブログで映画だのアニメだの感想を平気で不特定多数の人間に公開しているというのに、大学の一授業の一環で読む人も限られた冊子に載るマンガの感想程度のもので戦々恐々とするなんておかしな話だ。普通に考えれば逆だろう。

思うにこれは読む人の顔が見える事に対する恐怖なんだと思う。
ブログならいくらいい加減な文章でも許されるけど、レポートともなるとある程度しっかりした文章力が求められ、シビアな目に晒される分はっきりと実力が表れてしまう。そこに書き手の知性というか、ほとんど人格と言ってもいいくらいはっきりと人となりが透けて見えてしまって、要するにオレはとてもとても恥ずかしいぞと。うれしはずかし、なんて、男の言うようなセリフでもなかろうが今のオレの心境はまさにそれ。偉そうな事を根拠も説明もなくいきなり断定的に言い切るのは悪い癖だと反省しております。


話は変わって。
といってもまた授業の話なんだが。

美術作品研究っていう授業を受けていて、毎回学生が作ったミニ彫刻を発表するというものなんだけど、今日の授業で発表された作品に対して突っ込みをいれたら教室中が空気読めみたいな空気になったのでオレはとっても心外です。

そもそも発表された作品自体が美術というより実用を想定したという事だったので、先生が「デザイン学科の人で何か意見のある人はいますか」と聞いてきたんだよ。唯一工業デザインを専攻している人間としてはいくらでも突っ込みどころはあったんだけど、プレゼンみたいに疑問に思った事を言いたいように言ったら揚げ足取りをしているだけと見なされるのは分かりきっていたので、コンセプトや造形面に関してはノータッチで必要最低限の構造と色に関してのみ指摘した。そしたらなんだ。教室は微妙にざわつくし、先生までもが「厳しい意見」みたいに言うんだもの。オレはそんなに悪いことをしたのだろうか。いや、あの状況では悪いことだったんだろう。なんだか悔しい。

美術だろうと実用を考えるならそれなりの知識は必要だろうし、想定できる範囲であればそれほど専門性もなく実験するなり考えるなりすれば分かりそうなものを、美術学科だからという理由でそれをしない理由はないんじゃないの。オレが指摘したのは本当に最低限だぞ。作者本人は割りと納得してくれてたみたいだけど、その周囲にいる人がオレに対して「ありえない」みたいな顔してたのが本気で解せん。和やかなムードの授業だとは思ってたけどあれは馴れ合いという事だったのか。求められた事を正直に答えただけだっつうの。しかも人によって異なる主観的な評価ではなく、理屈でしかない部分の指摘だぞ。

う~ん・・・それでもオレがコテンパンに批判したという事になるんだろうなぁ。言いたい放題言っているように見えただろうから作者の人にとっては少なからずショックだったかも。
理屈でしかない事を相手の感情に配慮してマイルドな表現で伝えるのは相当難しい事だろう。今後デザイン学科の人間としての意見を求められたら、オレはそういう事をしなきゃならない訳だ。いくら難しいことだろうと、自分の常識を相手に押し付けるのは良くないこっちゃ。それだけの話。

デスクトップ用背景画像の途中経過 2日目 

desktop 背景
前回の状態からリンゴを描き込んだ。リンゴっぽく見えないとか言わないで。
さてここからどうしようかな。あんまり白すぎてもデスクトップ上のアイコンの文字が見づらくなるからなぁ。不便になるのは避けたいな。いっそこの状態から白黒反転しちゃってもいいんだけどそれもそれで芸がないし。山の向こう側にデイダラボッチでも描いたら地味にインパクト出るかしら。そういう意味でのインパクトは必要ないか。

っていうかそろそろかったるいし適当なところで妥協しよう。別に誰に向けたものでもないんだし。自己満足さえすれば良し。
そうと決まればあとは微調整だけだ。利便性優先で色を調節しよう。


追記
ブログに上げてから前回の状態のものと見比べたら、リンゴは描き込まない方が印象が鮮烈になってかっこいいんじゃないかという気持ちが湧き上がってきた。どうしてもゴチャゴチャと描き込みたがる悪い癖がまたしても出た。
あるいは本物と見間違えるレベルまで描き込めば、それはそれで見栄えのするものになってくれるんだろうけど、イラレでデッサンなんて絶対にやりたくないのでここは楽できる方を選びたい。

いずれにしろ今回の作業は全て無駄に終わったという事で。穴を掘るだけ掘って何もせず埋め戻す感じ。この虚無感。
まぁイラレと悪戦苦闘しながら描くのは楽しかったからそれはそれで良しとする。

デスクトップ用背景画像の途中経過 

desktop 背景
明確な意図だとか狙いもなく、ただ漠然とデスクトップの背景画像を作ろうと唐突に思い立つ。でも考えるのは面倒なのでほぼトレースで。上の画像はその途中経過。グラビア画像だろうがのどかな山の風景だろうが画像のストックはあるに越したことはないもんだね。
そうだ、グラビア画像も強引にねじ込もう。ここまで来たからには訳の分からない状態にしてやる。

もう今日だけで何回クリックしたかな。クリックというより連打といった方が正しいか。パスで山肌なんか冷静に描いていられるか。でもこういうのって精密であればあるほど最終的に出来上がってきたものの迫力が増すからあんまり下手な事もできないっていう。自分用、かつPCのデスクトップ程度のサイズという事でなければイラレでこんなの描こうと思わなかったと思う。完全に自己満足の世界である。

あんまり何日もかけて仕上げるのは嫌なのでさっさと作っちゃうことにします。今日はもう遅いから寝るけども。熱が冷めないうちにやらないと一生このままで放置されることになりかねん。

見知らぬ土地でいちいちカルチャーショックを受ける体質は改善した方がいい 


渋谷にて。高層ビルが立ち並んで狭苦しい渋谷のど真ん中に突然開放感のある空間が出現した。夕空をバックにクレーンが唸りをあげる。
といってもただの工事現場だが。また何か建物ができるんだろうか。
重機をフェティッシュに撮れるようになりたいもんだね。ああカメラ欲しい。

今日は自由が丘まで行きましたよ。初めて行ったけどなんなんだあの街は。
渋谷から電車で15分、疑いようもなく都会のはずなのに意外なほど静かなんだもの。それだけでなく、道行く人もどことなく所得が高そうに見えるんだよ。いや、単にオレの勘違いかも知れんが。
流行の最先端たる渋谷でさえホームレスからセレブまで幅広くカバーしているというのに、自由が丘に関してはその影響が微塵も感じられない。ハゲ散らかしたオッサンでも、着ている服が上物なのかやけに小奇麗に見えるし。

全ての年齢層でそんな調子だから街並みも一味違いますよ。駅前にコンビニとかないからね。そんな下賎な者の入り浸る豚小屋同然の店とかないから。これには本当に参った。うっかり筆記用具を忘れて「そうだ、コンビニなら売ってるよな」なんつって買いに行こうとしたらそのコンビニがないんだもの。危うく選考に遅刻するところでした。マジ焦った。スーツで走らせないでちょうだい。

ブックオフでさえ黒を基調にしたインテリアで上質感を演出していて、名物の「いらっしゃいませー」すらないんだぜ。どうなってるんだ。これじゃあ隠れていらっしゃいませーって言ってそれに店員が釣られるのを楽しむ事すらできないじゃないか。こんなのオレの知ってるブックオフじゃないやい。

どこぞのブランドの直営店があったと思えば、そのすぐ近くには海外の雑貨を扱うオサレショップがあったり、おばあちゃんが趣味でやってるような小さなオルゴール屋とかオリジナル家具の店とかがあったりと、気の利いた感じに物が溢れていました。クオリティの高い物に常に触れてればそりゃお洒落にもなるだろうなぁ。なんなんだこの街は。一度ゆっくり散歩してみたいもんだ。

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暗闇に浮かび上がったのは通りすがりのサラリーマン。こっち見んな。いや、こんなところで撮っててごめんなさい。


何もかも皆懐かしい・・・

ホビーショー 

えーと、幕張メッセで行われている全日本模型ホビーショーに行ってきました。
例によって中身のない買い物をしたのでここに記す。

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さて唐突にタイヤである。
正直今なんでこんなものがオレの部屋にあるのか、自分自身よく理解できていない。

とある企業ブースの片隅にタイヤが2つセットで200円という投売り価格で売られていた。触り心地が気持ちいいのでそれとなくブニブニ弄っていたら、やたらテンションの高いおじさんが出て来て「ホイールとタイヤの1セットだよ。それともう2つで400円でどう?」とフランクに話しかけてきたので「はぁ」と適当に返事をすると、いつの間に取り出したのか大きなビニール袋にタイヤを詰め込み始め、「じゃあ400円ね」とスムーズにオレに手渡しやがんのよ。

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ご覧の通りミニ四駆のタイヤではない。ハサミを差すとこんな感じだ。タイヤというよりペン立てとして便利に使えるレベル。どうしてこんなにでかいんだよ。

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400円払ったおかげでこの景色を手に入れました。なんという事でしょう。衝撃的な存在感である。
右下にあるのは単一の乾電池だぞ。ラジコン用のタイヤにしてもどんなラジコンなんだよ。

ちなみに包装に印刷してあった定価は、
ゴムタイヤ×2→\2625(税込み)
ホイール×2→\1313(税込み)
タイヤインナー×2→\683(税込み)
となっている。これを2セットなので、本来の金額で同じものを買うと、\9242(税込み)となるので、いくらダブついたゴミ同然の在庫だったとしても有り得ないレベルの割引価格だったわけだ。

しかしこれはオレには必要のないものである。タイヤの無意味な存在感や感触など、好きなところはあるにはあるけどいかんせんゴム臭くて敵わん。身近な所で例えるなら自転車屋さんの匂いがする。そういう店で嗅ぐならともかく、少なくともオレにとっては自宅でまで嗅ぎたい類の匂いではない。この匂いをどうにかして処理しないと。

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幕張メッセの帰りに寄った秋葉原で買ったトミカ。また買ったった。
かにクレーン」とかいうふざけた名前の工事車両。4つ足が虫みたいでかわいい。残念ながら歩きはしないが。

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キュッとなって小さくなります。やはり可愛い。
何が最高って、これが実在の車だって事だよね。トミカはスーパーカーとかをラインナップに加える一方で工事車両も同じレベルで扱ってるから好きだ。そしてこんなにもマイナーな機械を選ぶセンスも素晴らしい。

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完全に一目ぼれしてしまったので調子に乗って2つ買った。こういうものは複数買って群れさせるのが吉。ああ可愛い。

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これも一緒に買ったトミカ。日立建機の「アスタコ」って機械だそうだ。こいつの方がよほどカニっぽい。可愛い。
ここ数年、災害救助や解体工事の現場とかで重機がどんどん複雑になっていっているのは素人目に見ても分かる程だ。こいつもそういう流れの中で開発された重機らしく、トミカのラインナップに加わったのも今年になってからみたいだね。こういう機械がどんどん増えればいいと思います。腕が出てたり脚が生えてたりする機械は好きよ。可愛い。思い切りツボです。

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用途を考えなかったり、無目的に買い物するのは良くないことだと思いつつも、どうしてもその癖が抜けない。このベアリング何に使おうかな。

秋葉原はまだまだオレの知らない事が多いようだ 

説明会で秋葉原に行ったので、そのついでにブラブラしていたらこんな階段に出くわした。

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神田明神のすぐ近くにあり、「明神男坂」という名のある坂なんだそうだ。昭和通りのずっと奥、大きな道路を渡った先の奥まったところにあるため今まで全く眼中に入っていなかった。こっちの方まで来る用ってそうないし。つうか神田明神って名前は知ってたけどこんな所にあったんか。
しかしこれは良い階段ですな。まるで壁のように眼前に立ちはだかっている。

気になるのはその男坂という名前である。車田正美先生の伝説の打ち切り漫画かと。アキバに来るような人間なら同じ事を考える人は結構いるんじゃないの。
別にオレはまだまだ打ち切りになるつもりはないんだが。上りきってから坂の名前を知ったから色々と手遅れ感満載だし。

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階段の上から見下ろした眺め。いい景色じゃないか。秋葉原にもこんなところがあるんだな。電化製品の集合地帯のような地域の癖してこういう階段もあるなんて組み合わせとして意外だ。なんだかんだで東京ってそういうスポット多いよね。

調べてみたら、この男坂の近くに明神女坂というものがあるらしい。名前に性別がついてるものって大抵男女で一対になってるもんなのかな。神社の近くとかだと割とそういうところは多そうだ。それはそれで興味が引かれるので今度アキバに行ったらちょっと寄ってみようと思う。坂そのものにも興味あるし、名前の由来とか、背景にあるエピソードとか調べたら面白いかも知れん。まぁ特別信心深い訳でもないし、そういう習慣もないから無闇に神社に御参りとかはしないだろうが。
高低差があるって事はそのほかにも坂や階段が見つかる可能性もあるわけだな。電気街以外にも見所が増えたぞ。やった。

こんなにも魅力的なものを見つけてしまった以上、アキバの遊び方が変わってくるな。今後アキバに行くことになったら恐らく以下のような歩き方をする事になるだろう。

ラジオ会館→キッチンジロー→ジャンク店うろうろ→神田明神近辺散策→アソビットシティ→ヨドバシカメラ→ラジオ会館

いつも歩いている順路と照らし合わせながら考えてみたけど、何を目的にしたらこういう歩き方になるのか、今一度冷静に検討し直す必要があるように思う。まぁこの順路は人と歩くようなものではなく、あくまで自分が満足するためのものだから気にはしないんだが。こんな歩き方でもご満悦状態になっている自分を容易に想像できてしまうから困る。あまり冷静になっちゃいけないんだな。
基本的にお金はかけない。消費するのはカロリーだけである。そのカロリーも歩いて消費するだけでなく、フィギュアのショーケースを前にして無駄に消費することもあったりするけどな!テンション上がっちゃってね!もうね!どうしようかね!

一日に何キロ移動してるんだろうな 

説明会が終わったので今から帰る。
またしても会場が名古屋っていうね。何かと名古屋には縁があるようだ。

かと言って台風が近づいてるからあまりのんびり観光もしていられず、なるべく早く帰らなきゃならない。天気が悪いから新幹線の車窓から富士山を見ることはできず、先日の中間審査の時も所沢に着いた途端雨が降り出して散々な目に遭ったりしたし、どうもこのところ間の悪さに磨きがかかっているように思う。

しかもこれから乗る新幹線が「こだま666号」とか。むしゃくしゃしたから先頭車両の最前列のシートに乗ってやる。絶対乗ってやる。

こだまカッコイイ。


追記

東京で乗るときは1号車が先頭車両なんだから帰るときは逆になるんじゃねえかよ!!うっかり最後尾に乗っちゃっただろうが!!なんかシートが逆向きだと思ったらそういう事かクソが!!もう怒ったぞ!!寝る!!

映画の感想 「キラー・コンドーム」 

とんだタイトルの映画もあったもんである。この映画の存在自体は中学生の頃には知っていたのだけど、実際に観たのは半年くらい前になる。高校受験を控えた中学生がこんな映画を居間で観てたら親は唖然とするだろう。幸いオレは22歳だしPCもあるので気兼ねなく観る事ができる。

安心しろ。これは単なるB級ホモ映画だ。残念ながら色々と露骨過ぎて家族で観る様な映画ではないが。ちなみに個人的には名作だと思ってる。

だいたい舞台がニューヨークなのに全編ドイツ語っていうのがどうかしてる。アメリカ大統領候補者の演説でも問答無用でドイツ語だからね。

とりあえずwikiからあらすじを転載。思い切りネタバレだがそれほどショッキングな展開があるわけでもない映画なので細かい事は気にするな。

「ニューヨーク。32cmの巨根を持つゲイの刑事ルイージ・マカロニ(ザメール)は、コンドームがペニスを食うという奇妙な事件の調査のためにホテルへ向かう。だが、以前に関係を持った男ボブ(レオナルド)に付け回される。ホテルで出会った若い美形の男娼ビリー(マルク)と部屋に入って服を脱ぐが、コンドームに片方の睾丸を食いちぎられてしまう。

睾丸の仇をとるために「キラーコンドーム」捜しに執念をかける彼だったが、自宅で入浴しているとボブが鍵を壊し包丁を持って「私と寝なさい!」と迫ってくる。しかしマカロニ刑事はボブのバッグにキラーコンドームがあることに気付き、銃で撃つが素早く逃げ回るため当らない。そこでガスホースをペニスに見せかけてキラーコンドームがくわえたところにガスを送り、コンドームを破壊した。コンドームの死骸を検死に持って行ったところそれが人工生物だということが判明した。

キラーコンドームは、性の乱れた現代を世直しすべく狂信的な尼僧により放たれたものだった。 マカロニ刑事は教会の地下室へ潜入するが、そこには巨大な「マザー・コンドーム」が待ち受けていた…。」


ひとまずメインキャラクターの簡単な紹介でも。

イタリア生まれの主人公の刑事、ルイージは不必要に渋いオッサン。本当に、無駄に意味もなくハードボイルド。あらすじにも書いてあるけど、32センチのビッグマグナムの持ち主。映画のタイトルも相当アレだが、この設定も相当どうかしてる。定規じゃないんだから。だいたいチビでデブで禿げたオッサンなのに格好いいとかどういう了見だ。やっぱりでかいともてるのだろうか。禁煙のエレベーターや病院の中でも平然とタバコを吸うくらいのヘビースモーカーってのも、彼の性格を印象付ける上でも一役買っている。事あるごとにシチリアがどうのとか俺の故郷はこうだとかいちいち感情論を振りかざす癖に私生活では妙にニヒルなんだよな。それが格好いいんだけどさ。

ガチ♂ゲイのバベット(本名ボブ)。
これは謎の怪演と言わざるを得ない。いや、この映画は何故か役者が良いからこの人に限った話でもないのだけど。
ルイージに影響されてゲイに目覚めた人。ドラァグクイーンな元刑事。SMプレイをしている最中にルイージに邪魔されて怒ったことも。かつて恋人だったルイージを想い続けている。

いい男という事以外にこれといって特徴のないビリー。でもそれが普通にいい男だから困る。脱ぐシーンがあるんだけど、それが本当にセクシーなんだよ(ライティングでそう見えるだけとは思えないレベル)。ビリーという名前も某兄貴を連想させ、実に歪みねぇ存在感を放っています。ルイージとは一目で惹かれあった仲。

このゲイ達の三角関係と事件の話が2本の軸になってストーリーが進行していきます。


ルイージの同僚で妻子持ちのサムとルイージの関係を、いかにもホモ臭く描いてるのが面白い。本人は友情だと言い張っていながら徐々に仕草とか嗜好(性的な意味で)がルイージに近づいていくサムがなんとも言えない空気を醸し出している。妻子持ちなのに。二人っきりのシーンのカメラワークが素晴らしい。

役者の演技がレベル高いのと演出が良い事、更に遊び心のあるカメラワークや小道具が、この映画のどうしようもない下らなさを強調していて実に良い。やっぱり馬鹿なことは大真面目にやってこそだな。これでシナリオさえもう一歩踏み込んでくれていたら傑作と呼ばれたはずだとオレは本気で思っている。

残念なのは、途中まで三角関係と事件の二つの話で進んでいたストーリーが、三角関係の方が途中で一応の決着を見せてしまって、そこから先の展開が貧弱になってしまった事だ。教会の地下の秘密基地を見つけるくだりとかどう見ても超展開なんだよ。終盤に向けてストーリーを収束させなければいけないとはいえ、ちょっとスマートさに欠ける。
オレ的には、三角関係と事件の話が絡み合いながら徐々にストーリーが盛り上がり、クライマックスで一気に全てを解決って流れにしてくれたら理想的だったんだ。

エレベーターの中でルイージとビリーが激しく求め合うシーン(ここに至る経緯とこのシーン自体の演出が神がかってる)は3人の関係にピリオドを打つ決定的な場面になるのだけど、二人がエレベーターから出て来たところに鉢合わせしてしまったバベットが二人を祝福しなければそこから先は全く別の展開になったはずなんだよね。でもオレはバベットのセリフも含めそのシーン全体が好きなので、なんともこう、ね、痛し痒しといったところでしょうかね。

いやでも・・・うーん。アレなんだよ、本当にこのシーンすごいんだよな。エレベーターのシーンの前に、ルイージがバベットに事件に巻き込んだことのお詫びのプレゼントを持ってくシーンがあるんだよ。この時の二人の心理描写が絶妙でさ。復縁を求めて包丁を突きつけるような暴挙に出てしまったバベットの愛情と、かつての恋人のその気持ちの強さに不器用ながらも精一杯の誠意で応えようとするルイージの気持ちがさ、なんていうの、触れ合いそうなのにすれ違う二人の心っていうかね。

バベット自身もルイージの気持ちが自分に向いていない事は分かってるんだよ。でもきっとそのプレゼントは嬉しかったんじゃないかと思うのね。それが無骨で色気のないアイロンだったとしても。そんなシーンがあった直後にルイージとビリーがエレベーターに雪崩れ込むわけよ。その時バベットはショーで愛の歌を歌っている。エレベーターの外に人だかりが出来るほど激しくホモる二人のカットと、歌うバベットのカットが交互に映し出され、色んな感情が一気に噴出し縺れて、劇中最高の盛り上がりを見せる。もちろんここでもユーモアは忘れない(エレベーターの階数表示がショートして火花を散らす=射精の暗喩)。このセンス。ゲラゲラ笑えるシーンなのに、それと同時に切ない気持ちになったのは初めてだった。

そしてエレベーターから出て来た二人を見てバベットは「ブラボー」と呟くのであった。その時のバベットの気持ちを考えるともうね。本気で名シーンだと思う。このシーンがなければオレはこの映画を好きにはならなかったとさえ思うね。ただ、前述した通りこのシーンのせいでその後の展開がグダグダになってしまったのは残念としか言いようがない。


コンドームがペニスを食いちぎるというどうしようもなくばかばかしいネタで始まりながら、クライマックスでは痛烈な教会批判をしてみせる展開など、シリアスとギャグのバランス感覚に優れた良い映画だと思います。愛の言葉を囁きあいながら寄り添って歩くルイージ刑事とビリーの後姿を、俯瞰構図で静かに離れていくカメラ。もうね。そんな極甘なラストシーンで物凄く古典的かつ綺麗にまとめてて、この上なく気持ちの良い観後感(?)でした。

ホモ映画だとか下ネタだとか、そういうのに嫌悪感をもって観ないのではちょいとばかしもったいないクオリティです。バカには違いないのだけど。


ちなみにこの映画のモンスターデザインを手がけているのは、スペースホラーの金字塔「エイリアン」や、エロい美女のモンスターが登場することで金曜ロードショーに引っ張り凧の「スピーシーズ」で有名なH・R・ギーガーその人であります。B級映画に出すにはあまりにも恐れ多いレベルの人物である。よく分からないという人は、ティム・バートンが日本でVシネを撮ると言い出すのを想像してくれればだいたい似たような気持ちになれると思う。
この映画に興味を持ったのも、当時中二病全開だったオレがギーガーのアメリカ的で洗練されたエロとグロの世界に惹かれていたから。思えばあの頃と嗜好が何一つ変わっちゃいねえなオレは。多少許容範囲が広がった程度の違いだね。なんということだ。

中間審査オワタ 

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昨日は卒制の中間審査でした。もうやだこれ。上の画像は自分の審査が終わったあとに描いたもの。
当日が近づくにつれて徐々に緊張感が高まってくのが我慢ならん。怒りすら覚える。前日の夜とか食が細るからね。そんなの多分オレくらいのもんだと思うけど。もうね、恋にでも落ちたかってくらいの勢いで胸が苦しくなるの。
でもそれも徹夜で半分寝ながら作業をしてるうちに感覚が麻痺ってきてハイテンションになるんだけどな。独り言が増えたり。いやでも真夜中にいきなりフォトショが使えなくなったのには参った。完全にオワタと思った。
とりあえず6時間にも及ぶ審査は終わったので一安心です。あとは2ヶ月半後の最終審査だけです。おお恐い恐い。
うちのゼミの先生が先日から体調を崩していて昨日の審査にも来なかったのがなにより恐い。大丈夫なのかな。

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家に帰る途中に撮った写真。何を隠そう、これ地元の駅のエスカレーターです。
結構前から上尾駅は駅舎を全面的に改装している最中で、これもその一環で作られたもののようです。超ピカピカ。
昔から入り口のところは階段で(それなりの段数があって体の不自由な人用にエレベーターが設置されてた)、ずっとそれで慣れてた自分としてはこのエスカレーターが設置された事はなかなかショッキングな出来事でした。多分上尾市民はみんな驚くんじゃないか。
学校に行く前にはなにもなかったのに帰ってきたらこんなのがあったんだぜ。もちろん速攻で使いましたよ。新しいゴムの匂いがして気持ちよかったです。中間審査で磨り減った精神を癒してくれました。

しかしいつの間にか10月です。民主政権はたった2週間で綻びが出始めています。
思えばオレももうすぐ23才という年齢になるのか。オレの誕生日までに今の民主政権がどうなるのか見ものである。


関係ないけどロックマンって元々家庭用のお手伝いロボットだという話をどこかで聞いたことがある。ってことはロックマンは戦うメイドロボという事になるんでしょうか。時代先取りしすぎだろ・・・。

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