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鎌倉に行った時の写真 

卒展で配布する冊子のテンプレデータがまだ来ない。今日送るっていうから一日中PCの前でスタンバっていたというのにウンともスンとも言いやしねえ。そのデータを加工して担当の人の所に送らなきゃならないんだからちゃっちゃと送ってもらわないとどんどん作業が遅れるっつうに。今日中には来るはずだから明日になっても来なかったら催促しようそうしよう。ええいイライラする。

カッとしたので数週間前に行った鎌倉の海岸の写真を載せまくろうと思います。

CIMG0002.jpg
卒制の内容が内容だから、できれば活気溢れる海辺が撮れたら最高だったんだが、それは夏じゃないと無理ですよって事で、合成のための素材探しに鎌倉のなんとかいう海岸へ。
電車に揺られて辿りついた先で待ち受けていたのは、ご覧の通りの寒々しい光景。
これが日本の東海岸のリアルだ。マンハッタンもびっくり。

冬にも関わらず駅前にはそれなりの観光客がいたから、想像してたより賑わいのある写真が撮れるんじゃないか、ひょっとしたらひょっとするかもよなんてワクワクしちゃったりしてね。入道雲とか夏の日差しとか水着姿の親子連れまで期待するのはそりゃ欲張りってもんだよ、でもひょっとしたら、ひょっとすると・・・。

・・・寒い。風景以上にこの現実が寒い。

CIMG0004.jpg
むしろ旅情というか、海風の吹きすさぶ砂浜を独りで歩く事の侘しさが尋常じゃなかった。

この海岸を選んだ理由は特にない。行き先は電車に乗りながら決めた。見た事も聞いた事もない土地で当てもなくブラつくのも悪くないと思ったからだ。ビーチストリートには観光客のためのチェーン店が立ち並び、油ぎったポテトを嬉しそうに頬張るデブの手元を頭上から鳶やカラスが狙っている。
心に吹き込む隙間風のあまりの冷たさに、思わず行きずりの女を抱いてしまってもおかしくない、そんな謎の説得力がそこにはあった。
ハードボイルドが現実になる場所。ここは鎌倉。

CIMG0014.jpg
冬の海を撮影する同志発見。本当のところを言うと、行く先々にこの人がいたからマジでどいて欲しかった。きっと彼もオレに対して同じような感情を抱いていたんじゃないかと思う。綺麗に言えば心のすれ違い、嫌な言い方なら火花の散らし合いだった。
ベストアングルに陣取り、目当ての電車を息を殺して待ち続ける鉄オタの気持ちを今なら少しだけ理解できる気がする。かと言って「空気読めよ!」とか叫んだりしないけど。

CIMG0015.jpg
波頭が崩れる様子をただじっと眺めていた。
押し寄せて立ち上がった波は離岸流がぶつかる部分から崩れるので(うろ覚え知識)、崩れる様子を写真に収めるならその辺を頭にいれておくといい、と内陸住まいのオレが言ってみる。
そしてこの写真は失敗した例。左端の方が少しだけ崩れているのが見て取れるだろうか。

CIMG0020.jpg
あとコンマ数秒で波頭が崩れるのに!というムズ痒い瞬間が撮れた。アワだらけである。
ここまで波が迫っても足は濡れてないんだよ。撮った瞬間逃げるというチキン法を駆使した成果だ。
夏場なら靴も靴下もホイホイ脱げるところだろうに。冬場で足を濡らすのは流石にキツイ。その辺の対策の差で良い写真が撮れるか否かが変わるんだろうなと思う。

CIMG0021.jpg
上の画像の数秒後。
成長して立ち上がった波と、バシャーッと崩れて緊張の解けた波の部分が同時にある瞬間が好きで、そういうのを狙いたくて何度も挑戦したんだけど、どうにもいいタイミングで撮ることができない。ぐちゃぐちゃになってる波もこれはこれで好きなんだが。
上の画像とこの画像のちょうど中間くらいでいい感じになるんじゃなかろうか。コンデジを上手く使いこなせていないね。

CIMG0022.jpg
更に数秒後。大丈夫。卒制の取材だという事は忘れてないよ。頭の片隅に追いやってるだけだ。
波はいいもんだな。

印象深かったのは、この海が全然潮臭くなかったことだ。
オレの知ってる海っていうのは、程度の差はあれど潮の匂いがするというのが当たり前で、場所によってはあまり長居したくないなと思う事もあるくらいだった(お台場とか)。
あまり海になじみがないから知らないのだけど、季節によって違ったりすもんなんだろうか。温度が高ければ細菌の活動も活発になるし、匂いも発生しやすくなるってのは理屈だ。実際はどうなんだろう。

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ちょっと遠いけどオレが撮りたかったのはこういう波の状態ね!分かるかな、一つの波の中で崩れてるところと崩れてないところが同居してるの。美しいよね(同意を求めています)。こういうのを正面からバッチリ捉えたらカッコイイと思う!

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これじゃ違うんだよ!ちょっとだけ遅いんだよ!でもこれはこれで手前の波のゴボゴボなってる感じとか複雑系って感じで良いと思う。フラクタル。

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何かのスポーツなんだろうか。漁ではないよね。サーフボードのような物に乗っているが、オレの知ってるサーファーの姿とは随分違って見える。キムタクはこんな感じではなかったはず。だいたい手に持ってるそれはなんだ。それにこの人は若いのかオッサンなのか、オレにはそれすら分らない。海は謎に満ちてるな。

CIMG0044.jpg
お気に入りの写真。波の形の変化一覧みたいになってる。
この時引いていく波を追いかけて濡れるか濡れないか位のギリギリのところで写真を撮ったら、間髪なく寄せてきた波をかわしきれずに足元にガッツリ食らい、靴はもちろん靴下とジーパンの裾までビショビショにする結果となりました。
正直調子こいてました。身の程知らずでした。ごめんなさいでした。

CIMG0046.jpg
誰かの足跡。
砂浜に残る足跡の写真というのは割とよくあるシチュエーションだとは思う。その手の写真と違うのは裸足じゃなくて靴の足跡だという事だろう。オフシーズンである事を仄めかす何とも言えない写真である。自分で撮っておいてなんだが季節感なさすぎだろう。

CIMG0052.jpg
この一角だけ季節が違った。サーファーにオフシーズンはないのである。
ウェットスーツだと全然寒くないとは聞いたことがあるけど見てるこっちが寒くなってくる。何かの能力か何かで彼らの周りだけ常夏にしてあるんじゃないかとさえ思う。いいなぁすげー楽しそう。格好いいというのもあるけど波に乗ってる姿が純粋に気持ちよさそうだ。ペンギンとか鳥に対する憧れと似たようなもんだ。

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もうこの辺から卒制の取材とかどうでもよくなってきたんだよな。遠くにクレーンとかテトラポッドとか見えたもんだからフラフラ近づいて行ったら、フェンスがあったからあっさり諦めたんだよ。

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あまり船に馴染みのない人間としてはマストがたくさん立ってる風景だけでワクワクするんです。この時のオレにはもっと近づいて撮る度胸が足りなかった。背景が山ってのが面白かったんだけどな。

CIMG0063.jpg
水面に浮かびあがる細かい波紋の表情が美しい、それを撮れたら素敵なことね。そういう想いを込めてシャッターを切る。結果思ったようには撮れてない。悔しい。
妙な形に盛り上がった砂は、以前誰かが砂で遊んで放置したものが波や風で削れて出来上がった物なんじゃないかと思う。ドラマである。

CIMG0066.jpg
この風景、夏の夕暮れとかだったら最高だと思いませんか。ねえ。
河口付近の穏やかな波は綺麗なもんだね。空が写りこんでる。雲がないから金属みたいな光り方をしている。

CIMG0068.jpg
海に流れ込む川を撮った。驚異的な反射率。マジで鏡だわ。橋の上から犬が覗き込んでてもおかしくないレベル。

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いよいよもって海とは関係ない写真へ。
どうしてこれを撮ったのか、その時の気持ちがどうしても思い出せない。
考えられる理由としては、
①流れ出る水の複雑な表情を気に入った
②コンクリートのテクスチャーを気に入った
③穴の深さにしてはちょっと暗すぎるんじゃないかってところを気に入った
④上記全てを総合的に見て気に入った
という感じだろうか。
どれも動機としてはどうなんだよってのばかりだな。

CIMG0076.jpg
橋脚の重量感溢れる質感と差し込む日差しの対比がかっこよかったんだが写真にするといまいち分からんな。

しかし随分と年季の入ったコンクリートだ。これだけのテクスチャーが出来上がるにはどれくらいの歳月を必要とするんだろう。常に海風に曝されるといった環境の苛酷さも影響してるのかも知れん。

CIMG0077.jpg
青い空にコンクリートがよく映えるじゃないか。新品のコンクリートなら真っ白だったろうから、設置された当時ならもっと綺麗なコントラストで撮れたんじゃないかな。まぁこれはこれで味のある汚れ方をしてる。比較的新しいコンクリートに見えるし、爽やかな好青年といったところだろうか。

CIMG0079.jpg
砂のうねうね面白い。それだけの動機で撮った写真。
この気持ちを誰かと共有できる日は来るのだろうか。砂のうねうね面白い。面白いと思えばきっと面白くなる。砂のうねうね。うねうね。

CIMG0087.jpg
こうして写真を見返す度に思うけど本当に良い天気だな。馬鹿陽気じゃないか。
年代物の階段に、後から取り付けたであろう白い柵。この街の景観がパッチワーク的に作り上げられてきたという事が感じられて実に感慨深い。
関係ないけど都市開発なんかでやたら整った区画整理をしたりするのは嫌いではないが捨てる部分が多すぎると思う。

CIMG0091.jpg
帰り際に海岸を見下ろして。
結局撮影した写真の中から使ったのはたった一枚だけで、しかもその一枚も空の部分を合成することになっちゃったものだから、この日撮影したものは98%くらいが無駄だったという事になる。結果論にすぎないが。
海辺を撮影するのはとても楽しかったけれど収穫があったかと聞かれるとちょっと首を傾げざるを得ない。この写真を見ろよ!完全に冬の海じゃねえか!閑散としてるとかいうレベルじゃねえぞ!収穫?あるかっつうの!

CIMG0096.jpg
最後に。
謎の装置発見。たくさん転がってたんだがこれも何かのスポーツの道具なのか。セグウェイもしばらく見ないうちに随分と進化したな。角材とか使ってるし進化というかむしろ退化なのか。


今年も大晦日に日の入りを撮影しに行こうと思っています。
誰も期待はしちゃいないだろうが個人的にこの作業は気に入っている。晴れるといいな。

つうかまだデータが来ない。期日通りに送ってくれよ頼むから。

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