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嗚呼、麗しの掃除機バラし~忘却の彼方へ~ 

CIMG0415_20110804144838.jpg
HDDの整理をしていたら数年前に解体した掃除機の画像群が発掘されたのでここに公開したい。

記事トップの画像のプロパティを見てみたら最終更新日が2009年11月15日になっていたので、2年近くに及ぶ放置期間があったわけだ。それはCDラジカセを解体した日から半月経たないうちにこの掃除機に手をかけていた事を意味しており、かつての自分の旺盛な解体欲が見て取れる(しかも撮影した日のうちに編集したらしく、既にいつでもブログにアップできる状態になっていた)(ちょうど卒制が佳境を迎えていた時期だということも付け加えておく)。

さて、件の掃除機だが、どういう理由だったか記憶にないが長年使っていた掃除機がお役御免となり捨てられるところを、オレが「分解したいから!」と渋い顔をする親(埃が舞うのを嫌がっていた)を説得して譲り受けたという経緯があったように思う。

これは、普通に捨てればせいぜい粗大ゴミか不燃ゴミ程度の扱いで済んだものを、時間と手間を惜しまずかえって処理が面倒なゴミへと変貌させる過程を撮影したものである。

なぜ今更そんなものを、なんて思わずに、是非ご覧頂きたい。
ただし今回は画像を見て当時の記憶を辿るという異例の事態となっているので、かつての自分が何を思って撮影していたかまでは正確に記述し切れない事があるだろうから、そこのところは事情を汲んで欲しい。

CIMG0416_20110804144838.jpg
ひとまずホースなどの余計なものを外して裏返す。
デザインとして目に着きやすい場所には基本的にネジを配さないものなので、まずは本体をひっくり返して主要なネジを探す。

画像を見る限りでは3つ、ネジがあるようだ。車輪の間に1つ。本体両側面部に1つずつ。

CIMG0417_20110804144838.jpg
どうやらこれが取り出したネジのようなのだが、こんなものを見た覚えが全くない。
なんだこれは。ネジの頭がカツラよろしくボリューミーな埃で覆われてしまっているではないか。

掃除機の裏面にあったネジにこうも大量の埃が・・・。表面にネジがあったなら埃が積もるのも納得できるが裏面のネジ穴にこうも埃が積もっているというのはどういうことなんだ・・・?
わぁ、ちょっと不気味・・・などと独り言ちながらモニターの前で埃まみれのネジ画像を熱心に眺めている自分の方がよほど不気味なのでさくさく次に進む。

CIMG0418_20110804144838.jpg
この画像から察するに、裏面の3点を外しただけでは本体ケースが外れなかったようだ。
表面、ハンドル部分に隠れるようにネジ穴発見、の図。

CIMG0419_20110804144838.jpg
ホースの接続部の解体をしている。
驚くべきはこのパーツと上記のネジは一切関わりがないという事だ。つまりさんざん掃除機をいじくり回してネジを外しておきながら、それらのネジで固定されていないパーツを先に外すというちょっと分からない事をしているのである。

どうしてこんな画像を残したのか理解に苦しむ。自分の事だけど。

CIMG0420_20110804144837.jpg
うむ、全然卑猥なんかじゃないぞ。ホース接続部を丸裸に剥いた状態である。
左側の端子から延びている黄色と赤のコードは、ホース中間部に取り付けられたコントローラーの信号を伝えるためものだ。といってもそれほど大それたものではなく、コントローラー自体も大した仕組みじゃないことが後に明らかになるのでお楽しみに。

CIMG0421_20110804145033.jpg
はいはい、くぱあくぱあ
それが言いたかっただけだろ。
ようやっと本体の主要な外装が外れ始めた。

CIMG0422_20110804145033.jpg
これは、えー、どう説明したらいいものか。
紙パックの背部とでも言えば分かってもらえるだろうか。
こう、紙パックを交換する時に本体前部がパカッと開くのだが、その蓋の関節部分が画像の左上部分である。

ああ分かりにくい!撮影した本人でさえこの画像がどの部分を写したものなのか理解するまでに相当の時間を要した、いわんや他人をや。

そしてもう一つ大事なのは、この画像の意味するところだが・・・もはや自分でもそれは分からない。何故これを撮ったのか。

CIMG0423_20110804145033.jpg
ん、ああ、まぁパーツを外す過程だというのは分かっているんだ。ガチャピンの目のような部分にドライバーを突き刺してハメ込みを外そうとしているのはよく分かる。

けれどそれならなおの事さっきのよく分からない画象は要らなかったんじゃないか。この画象だけで良かったろう。
しかし力いっぱい刺してるな。何か嫌なことでもあったのだろうか。

CIMG0424_20110804145033.jpg
関節を共有していた紙パックの蓋とハンドルが同時に外れた様子である。
上手いことできているものだ。工夫の跡が見て取れる構造というのは心が踊る。

続いて紙パック交換時期を知らせてくれるあの便利パーツの中身を明らかにしていく。

CIMG0425_20110804145033.jpg
先程の関節の基部にもなっている部分をパカッと開けると、なにやらそこには円筒形のカプセルが。

CIMG0426_20110804145033.jpg
OH!MECHANICAL PENIS!などと考えたのは今でもはっきりと覚えている。

右側の黒々とした部分が本体と繋がっており、紙パックがいっぱいになった時などにこのパーツに負圧がかかるようになっている。すると左側の先っちょにあるオレンジの部分がバネを押し込むようにして一気に縮み、外装の窓からコンニチワして「もうお腹いっぱいらよぉ・・・///」とお知らせしてくれるのである。

いざという時に縮んじゃうシャイな奴だけどどうか叱らないでやってほしい、こうしてちゃんと役に立っているじゃないか!そういう事を、伝えたかった。かどうかは分からない。今オレが考えた。

ところで関係ないけどこの装置のないサイクロン式の掃除機は女の子ということでいけるのではないか。

CIMG0427_20110804145147.jpg
メカペニを取り外した様子。すっきり綺麗にガランドウだ。
さてここまで来てようやく全ての外装を外す準備が整った。早速バラしていこう。

CIMG0428_20110804145147.jpg
至ってシンプルな構造だ。モーターとケーブルリールがあるのがお分かり頂けるだろうか。
お弁当箱ばりに見事に区分けされている。

CIMG0429_20110804145147.jpg
金属板には「充電部注意」の文字が。注意、と一応書いてはいるが、蓋を開けてしまえばすぐに触れられる状態にしてる癖に注意も糞もない気がする。

CIMG0430.jpg
全ての電装品を取り出す。これを見たかったんだ。画面左のずんぐりむっくりした円筒形がモーター、右がケーブル、その間にあるのがケーブルとモーターを繋ぐ基盤である。

この基盤がどんな働きをしているのかは分からないが、少なくともモーターは扇風機などと同じで交流で動く誘導電動機なのかなと思う。電池に繋いで遊べないのではなかろうか。

CIMG0431_20110804145147.jpg
モーターを覆っていた紙。紙である。
嘘のようだが本当だ。どういう狙いがあってこんな厚紙を巻きつけているのか。一度カスタマーセンターに電話して聞いてみるのもいいかも知れない。

いや、よそう。

CIMG0432.jpg
紙の下からはスポンジが現れた。モーターの振動を吸収し抑えるためだろう。そしてこのホチキス留めである。

まぁ上から紙を巻きつけるわけだしホチキスで必要十分、ましてここまで分解しない限り基本的にユーザーは知りえない事柄であるわけで、神経質になる部分ではなかろう。むしろこういった細かい作業の簡略化が全体のコストを下げていると捉えるべきだ。企業努力の一環だ。

CIMG0433.jpg
今になってこの画象を見ても、これが吐出し口なのか吸入口なのかすら分からないという体たらくである。
ファンはモーターと一体になっている、ということだけご理解頂ければ。

CIMG0434.jpg
掃除。大事なことだな。

CIMG0435.jpg
ケーブルリールの軸部分を覗き込んでいる、と言えば伝わるだろうか。
なんとも分かりにくい写真で申し訳ないのだが、個人的にこの写真はとても大きな意味を持っている。

というのも、昔から電化製品のケーブルの接点に疑問を持っていて、特に掃除機のような巻き取り型のケーブルは何故回転しても電気が通じるのかが分からなかったのだ(回転したら機械の中でケーブルがねじ切れてしまうのでは、と考えた)。
その疑問に応えたのは、誰あろうこの私だ。自分自身の好奇心と解体欲である。

写真には、リールの軸から同心円状に2本のリングが配され、それらに板バネ状の接点を押し当てているのが見て取れる。電気はコンセントからプラグを通りケーブルに抜けた後、この接点を通過し基盤へと至っている。

CIMG0436.jpg
続いてコントローラーを分解していく。
見るからに何も考えずに分解できそう、と思わせてくれる素直デレ構造。

CIMG0439_20110804145321.jpg
外装と文字盤を取り払った状態。
なんのことはない、単なるスライドボリュームだ。可変抵抗器の名の通り、白い部分をスライドさせて電気抵抗の値を増減させて電流を流れにくさを調節する。これはスピーカーのボリュームなどと全く同じ仕組みのものだ。
想像はしてたけどこうも単純なものだったとは驚きだ。

CIMG0440.jpg
さてコントローラーから伸びる2本の線が本体に向かうのだが・・・。ここでもまた一つの疑問が解明されることとなった。

CIMG0441_20110804145404.jpg
これこの通り。ホースのヒダヒダの中にコードが収められている。
このヒダヒダはホースが曲がりやすくするための物だと23歳当時まで信じていたのだけど、どうやらその思い込みは間違いであったようだ。

ちなみにこの事実を母親に伝えたところ、あっさり「知らなかったの?」と言われた事をオレは忘れはしないだろう。すごいね、つって、ホースの周りにコードが巻き付いてんだね、つって、身振り手振りを交えて説明したんだよオレは1年3ヶ月前のあの日に。

CIMG0449.jpg
取り出したパーツを綺麗に並べて悦に入るという、締めに必ず必要な大事な作業だ。掃除機のようないかにも何か詰まってます的なずんぐりむっくり家電も、パーツをこうして並べてしまうと大したものではないというのがよく分かる。
いつだったか、大学の軽井沢セミナーで3日3晩ハンディクリーナーのデザインを考えるという課題があったが、あの時資料としてこのくらい解体した実機があれば面白かったのに、という感想を今になって抱いた。

いや、違う。人が解体した物では意味がないのだ。自分の手で一つ一つガワを剥いでいく快感はやってみなければ分かるものではない。他人がバラしたものを眺めて済むような、そんなお手軽に済ませられる程この欲求は単純じゃない。いや、動機自体は単純極まりないものなのだが。


さて、これにて過去を振り返る作業もおしまいだ。
取り出したパーツはモーター以外は全て処理してあるし、家の掃除機も新しくサイクロン式の物を購入済みだ。流石に年月も経っているから撮影当時とは全く状況が違うな。なかなか感慨深いではないか。
しかしなんだってこんなにも長い間これらの画象を放置し続けていたのか。ほいほいアップしとけよ、と思う。

まぁこれで今後「あ!そういえば掃除機の解体画象アップしてない!」と思う事もなくなるかと思うと目頭が熱くなる。
結果から言えば、過去の自分の行為の過程をなぞるというよりは、こういう日常の小さな憂いを取り除く作業だったんじゃないかとも思える。そう考えるととても大事な作業に思えてくるから不思議だ。

なんだかかっこいい感じで締めれそうなので余計な事書く前に終わりにする。それではまたいつか。

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