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脱オタとは?という話は絶対にしません。 

本屋で「脱オタクファッションガイド」という本を見つけた。

以前友達に教えてもらっていたため、「これが噂の!」って感じだった。

で、立ち読みした。

正直、よく出来てる。

そんな感想。

内容はタイトル通り。

オタク男がカジュアルに目覚める様をストーリー仕立てで克明に描いております。

ファッション初心者のための指南書って感じ。

親切に解説してあるので、とても分かりやすい。

ダメなものはダメってはっきり断言してるし。

その上で、「趣味は趣味として自由でいいと思うし、マナーとして最低限のファッションは知っておいてもいいんじゃない?」っていう趣旨を一生懸命説明してたように思う。

ちょっとした意識改革を促すような内容。

「脱オタ」のための「ファッションガイド」というより、「脱・オタクファッション」のための「ガイド」って感じか。

巧いことオタクファッションに引け目を感じている部類の人を取り込もうとしてると思う。

隙間産業。今までありそうでなかった本だね。

とりあえずこの本の通りにやっていれば一通り「パンピー」になれるようになってる。

でも気になるのは、カラーページがないということだ。

大事でしょう。色は。
言葉でくどくど説明するよりも、カラーにした方が一目瞭然で遥かに分かりやすくなるのに。


まぁオレは最後まで著者がどういう意図でこの本を著したのか分からなかった愚か者ですが。

読めば読むほど姑息な本に思えてくるに違いないから、とても買う気が起きませんでした。

つうかオレはそれよりも、すぐ横にあったエンキ・ビラルの「ニコポル3部作」の方がよっぽど魅力的に見えた。
1冊3000円。高え!!
買えるわけがない。


「脱オタクファッションガイド」のような、人のコンプレックスとかに漬け込む類の本は嫌いです。

猫なで声で話しかけておいて、最終的には無理やり買わせる気満々な匂いがするから。

そういう風に細かいところを見ていくと、どこもかしこも気に食わなくなってくる。

なんつーかアレだ。
コンビニのレジであからさまな作り笑いを浮かべる店員みたいだ。
もしくは電器屋のケータイ売り場の店員。
必要以上にフレンドリーな語り口調。客の質問に対して的外れな返答しかできない奴。本気で鬱陶しいと思う。

オレは無愛想でいいからリアルなやつを見たいんだよ。
淡々としてていいんだ。
干渉を是とするんじゃないと言いたい。

そう思うから買わなかった。

中途半端にオタクを意識した絵柄や言葉遣いが本当に腹が立つ。
意図がさっぱり分からない。



この本は大宮のロフトで見つけたんだけど、この本があったコーナーは画集とかサブカル系の本がずらりと並んでる場所で、結構品揃えがいいからよく利用する。

今日久々に行ってみて驚いたのは、「脱オタクファッションガイド」みたいな本がたくさんあったことだ。

「アキバ探訪」みたいなね。「オタクとは何か?」みたいな本がズラリ。

ああ、ブームってこういうのを言うんだなぁとしみじみキレた。

「萌え」が単なる商業でしかなくなってる。

売れるためのキャッチフレーズだ。

明らかに誤解された「萌え」が世間に広まってしまっている。

「ブーム」の怖い一面が出た。

道を歩けば「秋葉原行ったことないから今度行くわぁ」みたいな会話があちこちから聞こえてくる。

馬鹿げてると思う。

キリストを信じていない人がバチカンに行って、サン・ピエトロ大聖堂をぼんやり眺めて「神々しさを感じた」みたいな事を言うようなもんだ。

間違った情報が一般に広まり、一般の間でそれが正しい知識だと認識されるっていうのは、あまり好ましいことではないだろう。お互いに。

分かりづらいものに興味本位で中途半端に手を出して、さらに誤解を加速させるくらいなら最初から触るなと言いたい。

それをわざわざ煽ってるのはメディアである。そして民衆自身にも責任がある。
にも関わらず彼らはそれに気付いてすらいない。
正そうとする者さえいない。

要するに正しい知識が欲しい訳じゃないんだ。面白いから弄ってみようってだけ。
実に不愉快だ。

「ニート」という言葉が実体を伴わない状態であっという間に市民権を得てしまったように、「萌え」も全く同じパターンで日本どころか世界中に広まりつつある。

ああ、下らない。

いつの日か「萌え」を「知らない」オタクが生まれてくることになるのは目に見えてる。

ブームってのはそういうことだ。

どうしようもないことばかりでつまらない。

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